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文部科学省*佐々木裕未さまインタビュー

皆さんこんにちは!きょうこです*

今の時期は、就活や卒論やテストに追われて、色々と忙しいですよね(>_<)

理系女子の皆さん、寒さに負けずがんばっていきましょう!

さて、

今回は久しぶりのインタビュー記事をお届けします◎

先日、文部科学省の佐々木さまに

5期のあいこ、あやか、みやび、ひとみ、きょうこで

お話を伺ってきました(*´ω`*)

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*佐々木裕未さまプロフィール*

文部科学省 研究開発局 原子力課に在籍(入省4年目)

薬学系の大学院出身

◎いきなりですが、文部科学省に入省された理由はなんですか

大学には研究者を目指して入学しました。

しかし、学んでいるうちに研究者ではない道を志すようになり、

また両親が公務員だったことから、公務員に興味を持ち始めました。

塾講師としてのアルバイト経験から将来理科教育に携わりたいと思い、

文部科学省を選択し、現在の役職についています。

◎震災があってから仕事内容は大きく変わりましたか

実は震災当時は別の部署にいたので、現在の部署の仕事内容の変化はよくわかりません。

ただ、震災後は通常業務の他に震災関連業務も加わったため、文科省全体で業務量がかなり増えたという印象があります。

現在の部署は、業務内容は大変ですが、共に働く仲間はとても明るく楽しいです!

◎この仕事をしていくにあたってのやりがいはなんですか

自分が行う仕事の影響力の大きさには圧倒される毎日です。

自分が取り扱っている内容が新聞やテレビに沢山出ているのを見ると、

やはりやりがいを感じます。

大体二年ごとに部署が異動するので、様々な内容に触れることができ

日々自分でモチベーションを高めていくことができます!

◎将来的なビジョンとして考えられていることはありますか

理科教育に携わりたい想いはまだあるので、将来的には理科教育に関わる部署に行けたら良いなと思っています。

自分としては、既に持っている知識を活かす部署で働くよりも、今までまったく知らなかった新たなことを学べる部署で働くことの方が面白いと感じているので、

科技系に限らず、様々なことに関わっていきたいと感じています。

◎佐々木さんの考える、理想の理科教育とはなんですか

「試験で点数を取れる=理科が得意」というのは必ずしも正しくはないと思うんです。

数学や理科を学んでいる理由などを知ってほしいし、

技術面だけでなく仕組みについても興味を持って欲しいというのが私の理想です。

理系で学んできた者として、最終的に研究者を目指す人が増えて欲しいとも思っています。

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◎最後に理系女子へメッセージをお願いします!

1つの専門分野を深く学ぶ理系の人は、どうしても視野が狭くなりがちです。色々な分野に目を向けることも今後の人生の教養になると思うので、是非興味の幅を広げてください。

文系とか理系とかにはあまりとらわれずに、自分がやりたいと思った仕事に就くのが一番良いと思います。

また、女性である以上、仕事をするにあたって、結婚・出産といったライフイベントは重要なことだと思うので、少しでもいいので就職活動の時期にライフプランについて考えてみてください!

今回は、短い時間にもかかわらず今回記事にした内容以外にも

様々なお話をお聞きすることができ、とても有意義な時間でした。

お忙しい中ありがとうございました!