*理系女子として生きる*~実験1.凛スタッフに聞け!~NO.6國村さん
こんにちは、瑠奈です。
新入生企画*理系女子として生きる*実験1"凛メンバーにきけ!"第6回目♪
今回私は、國村 さんにインタビューをしてきました。
國村さんは国際基督教大学(ICU)教養学部理学科生物専攻4年生。
現在は研究室に配属され、卒業研究を進めながら、より専門的なことを学んでいるそうです。
経験豊富なゆうゆさんから、興味深くて参考になるお話を沢山聞くことができました!
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・大学生活や(凛以外の)所属団体についてお聞かせください。
2年生の時に友人に誘われてICUのイベント企画サークルで活動するようになってから、
大学生活が充実し始め、交友関係も広くなりました。
このイベント企画サークルでは、主に卒業生と在校生の交流の場をつくっています。
3年生で代表を務めたことや、たくさんの社会人の方々とお話しする機会を得られたことは、自分自身の成長につながったと思いますし、とても勉強になりました。
・研究室について教えてください。
今はICUの研究室に所属しながら、共同研究という形で日本医科大学の研究室で卒業研究を行っています。
研究室では、主に神経内分泌を扱っていて、思春期における「性と食とストレス」に関わる脳とホルモンの研究をしています。
平日は10~12時間、休日も実験があれば研究室にいます。
生き物を扱う研究だと、その生き物の生活リズムに合わせる必要があるので、自分の好きな時に休むのは難しいですね。
1,2年の教養課程と違い、自分の興味あることについて勉強できるので、毎日とても楽しいです。
・どのような経緯で他大学の研究室を選んだのですか。
私はもともと人間の身体や脳神経に興味があったのですが、ICUにはその分野を扱う研究室がなかったため、
ICUに非常勤講師として神経生物学を教えにこられていた日本医科大学の教授にお願いして、
その教授の研究室に外研という形で所属させて頂くことになりました。
3年生の冬には、卒業単位をほとんどとり終わっていたこともあり、普通(4年生4月)よりも3カ月早くから、研究室に通い始めました。
・理系に進んだ経緯をお聞かせください。
私の地元の高校は、入学前に文系か理系か選択しなければいけませんでした。
まだ自分の興味あることが分かっていないのに、文系か理系かなんて選択できないと思い、幅広い科目が用意されているカナダの高校に入学することを決めました。
そこで色々な科目を履修して、自分が本当にやりたいこと、好きなことを見つけようと思って。
3年間留学して、卒業しました。
日本と違い、カナダの高校では、文系理系にわかれず、様々な分野の科目を履修することが出来ます。
一般的な科目から、なんと芸術、電気、車の整備まで!
だから、自分の好きなことを探す良い機会になりました。
生物の授業で初めてラットの解剖をして、生き物の美しさや生命に感動し、「もっと生物を勉強したい!」と生物、特に人間の生体に興味をもつようになったんです。
留学についてですが、私の他にも様々な国籍の留学生がいましたし、白人、フィリピン系、インド系などいくつかの人種の方々のお家にホームステイしていたので、本当に沢山の文化に接することができ、良い体験になりました。
・将来の計画を教えてください。
学部卒業後は、ICUの大学院に進学し、現在の研究室で研究を続けるつもりです。
2年間の修士課程を終えたら、博士課程に進んで研究を続けようと思っています。
いつか、自分が悩まされている偏頭痛の研究に携わりたいと思っています。
今所属している研究室では、その研究を直接することは出来ませんが、いつかこの経験を活かし、神経内分泌という一面から、偏頭痛の研究にアプローチできたらと考えています。
その場が研究室であるか、企業であるかはまだ分かりません。
周りには「博士までいくと婚期を逃すよ」なんて言われますが(笑)、自分の興味のないことはどんなにやっても楽しくないと思うので、興味のあることを突き詰めていきたいです。
・理系女子に一言お願いします。
これから進学や就職など、選択を迫られる機会が沢山あると思いますが、様々なことに取り組んで、たくさん考えて、自分の本当に好きなこと、やりたいことを見つけてください。自分の「やりたいこと」が見つかったら、自分に素直に、正直に、それを突き詰めてみてください。きっと毎日が楽しくなると思います!
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自分の選んだ道をとことん突き進み、
忙しい中でも時間をやりくりして生活を充実させているゆうゆさんは、
真の「キラキラ理系女子!」でした。
私たちももっともっと頑張って、貴重な学生生活を使って、
色々なことに挑戦しようと改めて思いました。
ゆうゆさん、ありがとうございました!
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