荏原製作所☆女性社員さんにインタビュー!!☆フリーペーパーVOL9未掲載
みなさん、こんにちは!
8期の菊ちゃんです
大変お久しぶりの投稿になってしまいました…(>_<)
と、いうのも現在、11月の中旬ごろ発刊予定のフリーペーパー「GIrls.Lab VOL9」の
製作中でございます!!
そして本日からフリーペーパーに載せきれなかったインタビュー、イベント詳細などなどをこのブログで
先行公開!!!
しちゃいます☆
もちろん!フリーペーパーでしか見られないコンテンツもあります!!
荏原製作所熊本工場の工場レポートはフリーペーパーのみの限定ページとさせていただきますので、このインタビューを読んでフリーペーパーに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、近日ブログで紹介いたします「Girls.Lab VOL9」申し込みページからお申し込みください💜
それでは未掲載インタビューです!!どうぞ!!
____________________________________
8月7日凛メンバーで「荏原製作所・熊本工場」にお邪魔してきました。
荏原製作所の精密・電子事業では半導体を作るための技術CMPの装置を作っています。この装置、日本では荏原製作所がダントツのシェアを誇っているんです…!!
クリーンルームと呼ばれる精密機器を扱う現場にも当日は入れてもらいました!詳しくはフリーペーパーvol9をご覧ください。
本日はそのフリーペーパーに載せきれなかった2名の女性社員さんへのインタビューを掲載いたします!!
学生時代のことからお仕事、さらにはプライベートまでお聞きしました!
早速ご覧ください!!
インタビューをさせて頂いたのは次のお二人です!!
境さん:熊本工場勤務
論文内容は嫌気性排水処理について。
一度、別のお仕事に就職された後、地元九州での採用募集をしていた荏原製作所へ。今は生産システム総括部にて生産革新活動、すなわち現場(工場)をより働きやすい環境にすべく奮闘中。
Mゼロネクスト活動(ムダ、ムラ、ムリをなくす)に力を入れています!
大和田さん:藤沢工場勤務
学部卒。大学では機械工学を専攻していました。
高校時代は物理が好きで理系の道に。後に「ものづくり」に携わりたいと思い、工学部、そして荏原製作所へ。現在はCMPの要である、研磨部分のヘッドをより良い性能にすべく設計開発をしています。
まず最初に理系を選んだキッカケを教えてください!
境さん
元々、数学や理科が好きだったのが大きいですね。
小さい頃は男の子と一緒に遊ぶくらい活発だったので、理系を選ぶ女の子が周りに少なくても、あまり抵抗はなかったかもしれません。
大和田さん
小さい時から科学に興味があり、世の中の現象を数式や理論的に示せることが面白いと思っていました。高校に入ってから特に物理の面白さや奥深さを知り、
文理選択のときに物理が学べる理系のコースに進みました。
荏原製作所に就職しよう!
と思ったキメテを教えてください!
境さん
まず地元で募集があったことが一つの理由です!
また荏原製作所熊本工場が出来て5年ほどしか経っていなかったため、新しい環境で同世代の若い人達と一緒に仕事が出来るとも思いました。
大和田さん
「ものづくりがしたい」という気持ちと共に就職活動をしている時、荏原製作所を見つけました。技術で社会を支えていることに共感し、半導体に興味があったこともあってココだ!と思いました。
学生の頃の学びと現在のお仕事の繋がり、お仕事の内容について聞かせてください!
境さん
化学系だったこともあり、CMPの中で使用される薬品の知識等については知っていることもありますが、基本的には繋がっている所はほとんどないので、学びながら働いていますよ。
今は生産革新活動、より働きやすい現場作りをする仕事をしています。
その中で三現主義というものを大切にしています。これは現地、現物、現実の事を指すのですが、やっぱり現場へ足を運んで現場の声を聞かないとダメですよね。
大和田さん
私も直接的な繋がりは少ないと思います。自分は機械工学科出身なので、入社した時点で基本的な機械製図等の知識に関してはありました。でも材料や薬品、電気などの知識も仕事をする上で必要になってくるので、やっぱり働きながら学ぶことが大切かなって思います!
今の仕事はCMPの中にある、ウエハーを研磨する部分である「ヘッド」の開発(特に設計)をしています。コンピュータでのシミュレーションも行いながら設計をするのですが、たくさんの要因が絡んでいるために実際に動かして試験を繰り返すことが大事になってきます。
地方勤務をすることについて抵抗はありましたか。
大和田さん
やはり全く知らない土地で働くことには抵抗がありました。私はほぼ関東を出たことがないため(笑)関東圏に勤務先がある企業を希望して就職活動をしていました。
ただ、どうしても大きく設備の整った工場ほど都心にはないので、もし自分がやりたいことがあるのならば思い切っていくことも大切かもしれませんね。
男性の多い職場の環境でよかった、もしくは困ったエピソードがあれば教えてください。
境さん
重いものなどは男性社員が持ってくれます。皆優しくしてくれますよ。生産現場の効率を上げるために、女性社員がいる現場では女性に優しい作業環境づくりに心掛け、男性社員も一緒になって考えてくれています。
それから、男性社員と同じペースで過ごしていたらご飯を食べるのが早くなりました(笑)。
大和田さん
自分が入った部署には最初女性が全くいなかったこともあり、藤沢工場では、手袋やクリーンウェア、靴など女性用のサイズのものが揃っていなかったですね。でもすぐ揃えてもらいましたよ。
私はヘッドの開発をしているのですが、ヘッドは結構重いんですね。持ち上げながらネジで止めないといけないのは結構力がいるので大変です。
ただ「持ち上げるの重いなぁ…私でも作業できるように何か工夫できないかなぁ…。」という風に、苦労も新しい課題に繋がる材料になることはいいことだと思います。
仕事のやりがいを教えてください。
境さん
今、生産革新活動をしているのですが、動作の無駄や時間の研究を数値化します。そうすると現場の人も納得してくれます。どうしても「こうしたほうがいい!」と口で言うだけでは中々受け入れてもらえないのでデータを見てもらうことは大切です。
改善した後で実際に効果が出ると頑張ってよかったと思えます。
大和田さん
私は入って2年目なので関わっている案件が少ないので、まだまだこれからだと思います。
ただCMP装置が半導体という最先端技術の一端を担っていると思うと、開発のモチベーションになっています。
新しいものを開発するために、試験や設計変更を繰り返し試行錯誤して、その結果いいデータが出た時は嬉しいですね。
週末の過ごし方や趣味を教えてください。
境さん
週末は甥っ子と姪っ子と遊ぶのが楽しいですね!買い物にも行きます。
趣味は写真を撮ること。景色を撮ったり、甥っ子、姪っ子を撮ったりしています(笑)。
大和田さん
時間がある時はよく料理をします。休日には以前に行ったカフェで「この料理作れそう!」と思ったものを再現してみたり…平日はなかなか手の凝ったものは作れないので、週末にちょっと豪華な料理を作ります。
学生時代に熱中していたこと、やっていてよかったなぁということはありますか?
境さん
そうですね…男子バレーボール部のマネージャーをやっていたり、写真部に入っていたりしていました。 後はスッポンをクラスで育てたり…(笑)
やっぱり卒業研究は一生懸命になって頑張りましたね。
大和田さん
大学時代には部活でテナーサックスを吹いていました。
実はサックスは初心者で入ったので、吹けるまで結構大変でした。練習も頑張っていましたよ。
それからエンジンを作る授業があったのですが、私の中では一番頑張ったなぁと思います!通学に片道約2時間かかっていて…さらに他の授業や実験があり、時間の制約が厳しい中でイチからエンジンを作ったことはやりがいを感じました。
やっておいてよかったなぁと感じるのは海外の語学研修。短期語学研修という形でタイに行きました。荏原には同期の社員さんに日本国籍以外の人も多いので自分がマイノリティーになった経験を学生時代にできたことはよかったと感じています。
理系女子の強みとはなんだと思いますか?
境さん
学生時代に男性が多い環境で授業を受けたり、チームで何かしたりという経験があると思います。その経験は将来女性の少ない職場に就職することになっても必ず活きてくると思います。社会人になっても「人間関係」は避けては通れないと思うので。皆、ちょっと「男前」になるのかなって(笑)
大和田さん
私はあまり、自分のことを「理系女子!」と意識したことはないと思います。でも、ふと立ち止まると女性が少ない中でやってきたなぁ…と思えて、それだけで自信に繋がると思いますね。何か壁にぶつかっても、なんとか一人で超えてみよう、頑張ってみようと思えるのは将来にとってもいいことですよね。
最後に理系の女の子へメッセージをお願いします!
境さん
仕事をしている中で思うのは、誰にも負けない何かを1つ持つこと!
それが自分の強みとなり自信に繋がります。どんな環境においても自分を助け輝かせてくれるはずです。
大和田さん
理系と一口に言っても、とても幅が広いですよね。自分はその中の機械畑なので、畑違いだと感じる方もいるかもしれませんが…
「がむしゃらにやっていくうちに好きになる」という感覚があると思います。最初は自分が決めた訳ではない研究にテーマだったとしても、精一杯がむしゃらにやっていくうちに最後は大好きになっている、そんな感覚です。
もし社会に出て嫌なことや壁にぶつかっても、「がむしゃらにやっていくうちに好きになる」というこの感覚を知っていれば乗り越えられると思うんです。
ぜひ今、目の前のことを精一杯やって欲しいです。
それと男性に負けないで頑張って欲しいですね!(笑)
—番外編—
ズバリ荏原製作所のいいトコロを教えてください!
境さん
私は生産技術という部署で、こうすればもっと皆が働きやすいのではないか?と考える毎日なのですが、それは自分のいる部署だけが考えるのではなくて荏原グループ一丸となって生産革新に取り組んでいます。一つの目標に向かって、社員のベクトルが同じ方向に向いていることを誇らしく思います。
大和田さん
いい人が周りに多くて働きやすいです(笑)。夜中も残業は聞いたことがない。
育休をとって帰ってくる先輩もいるので女性にとっては働きやすいと思いますよ。社員一人一人の声も通る会社だとも思います!
__________________________
*凛スタッフまとめ*
読まれてみていかがでしたか???
地方勤務が嫌だから…、作業着を着るのが嫌だから…
そんな理由で技術職を最初から考えない理系の女の子は多いかもしれません。
しかし、凄まじいスピードで時代は変わっています。
一昔前まで現場には全く女性がいなかったのに、今は女性が働いているどころか、どうすれば働きやすくなるのか現場のシステムを考える部門に女性がいることも…
これから何十年も経った未来の「工場」では、もっと女性の笑顔も溢れているはずですよね。
もうすでに第一線で働いている女性の先輩はいます。
新しい技術の開発に関わりながら、自分が理系であることを生かしながら…
未来の社会貢献の他にも、新しい現場の形を一緒に作る女性の先駆者を沢山の企業が求めています!
せっかく理系に来たのだから、私に難しいことは無理かな…とは考えずに飛び込んでみましょう!
「働きながら勉強していく…」自分を成長させてくれる最高な環境が待っているはずです!
この記事でみなさんのキャリアデザインが少しでも広がれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました💜
アマゾンジャパンとのイベント参加者募集開始‼️
アマゾンジャパン × 理系女子大生コミュニティ凛
~すべての女子大生へ~
カチッとクリックすれば翌日に注文した商品が届く。
アメリカで創業し、2000年に日本に上陸したアマゾンは、今や私たちにとってとても身近なオンラインショップではないでしょうか。
地球上で最もお客様を大切にする企業、という企業コンセプトを掲げるアマゾン。
「一体どんな人がどんな仕事をしているのだろうか」
疑問に思ったことはありませんか?
今回は、アマゾンジャパンと理系女子大生コミュニティ凛のコラボレーションで、
理系をバックグラウンドに持つアマゾン女性社員にお話を伺います。
ご登壇頂くのは、
私たち女子大生・院生に歳の近い新卒入社の女性社員、
そしてなんと雑誌AERAでも紹介されている、マネージャーの「鳴坂さん」のお二人です!
(AERA “アマゾンを動かすキーパーソンが立ち返るたった一つのビジョン”, 朝日新聞出版社, 2017年7月)
会場は、普段は滅多に入ることのできない、アマゾン目黒オフィス。
理系進学したけれど、幅広い職種に興味がある。
キャリアデザインの材料集めがしたい!
参加費無料、文系・理系問わず大歓迎です。
洗練されたオフィスで、先輩の生のお話を聞いてみませんか?
詳細はこちら!!
-----------------------------------------------------------------------------
【開催日時】
2017年8月22日(火) 10:00-12:00
【会場】
アマゾン目黒オフィス
JR・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営地下鉄 三田線「目黒駅」より徒歩5分
(東京都目黒区下目黒1-8-1アルコタワー本館19F)
【内容】
会社説明・理系バックグラウンドの社員によるパネルディスカッション
【対象】
女子大生・院生(学年・学部不問)
※アマゾンジャパンのインターン参加者は除く
【参加費】
無料
【定員】
先着30名
【申し込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTi7LaF6wSxOmOne1duO1tOIH5HqIqFojOudxqKQEZsmH0Yg/viewform
【申し込み期限】
2017年8月19日
-----------------------------------------------------------------------------
先着ですので、お申込みはどうぞお早めに。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています!!