東京都水道局 朝霞浄水管理事務局 見学編*
こんにちは!
毎日暑いですね。
ようやくテストが終了し、夏休みを迎えた萌華です!
昨日まではテストに向けて友達と授業内容を確認する日々を送っていました。
ただの暗記じゃあ、つまらないですからね(^J^)
友達と一緒だと楽しくて、しかも身になる!一石二鳥ですね♪
さて、我々凛スタッフは7月位上旬に東京都水道局朝霞浄水場様へ行ってきました(*^_^*)
まずは浄水場全体を見るために高度浄水施設の屋上へ連れて行ってもらいました♪
天気は良く、とっても景色がきれいでした!
ここで浄水場の水の流れについて説明していただいた後、実際に一つ一つの施設を案内してもらいました!
その途中に、、、
これが地下に埋まっている水道管です!
全くかがまずに通れました。こんな大きい管が地下に埋まっているなんて想像できませんよね!
まずは着水井です。
ここでは荒川から流れて、導水ポンプによって汲み上げられた原水の勢いを静めています。
川の匂いがして、まだまだこの段階では飲み水になることが想像できませんね。
続いて、川にはたくさんの泥がありますよね?
川の泥はマイナスに荷電しているので、プラス荷電をもつポリ塩化アルミニウムによって凝集して沈めるそうです!
その後、ゆっくり流れながらろ過層を通り、沈殿させて取り除けなかった細かい粒子を除去します。
この時点で空がこんなに綺麗に写るくらい透き通った水になっています。
また、この屋根は全てソーラーパネルで、浄水場で使われる電力を補っているそうです♪
さて、ここからは高度浄水施設に入っていきます。
ここでは、オゾンで水の中の物質を分解し、生物活性炭で吸着します。
オゾンは、とても強い酸化力のある物質で分解する他にマンガンや鉄などを酸化する作用もあります。
また、こちらの浄水場では空気中の酸素に電圧をかけてオゾンを生成していました。
炭の消臭剤なんてよく聞きませんか?
活性炭のもつ小さな穴に臭い成分が吸着することで使われています。
それと同様にオゾンで分解された物質を穴に吸着することで水をキレイにしています。
これは活性炭表面に繁殖している微生物を利用して普通の浄水処理では除去できない物質を除去しているのです(*^_^*)
夏は水の温度が高いので、微生物が活発に働くことできれいになっているそうです♪
この工程が終わったら、もうすぐです!
活性炭吸着池から流失してしまった微生物などを取り除き、消毒・pH調整をして私達に届けられます(*^_^*)
川の水から私達が普段蛇口をひねると出てくるお水になるまでの工程を細かく説明しながら案内していただきました。
たくさんの技術が詰め込まれていて、何か1つでも欠けると今当たり前に飲んでいる水も安心して飲めなくなってしまうんだなぁ、としみじみ感じました。
途中で紹介した生物活性炭の微生物ですが、どの微生物なのか、どういう働きをするのかが詳しく解明されていないらしく、大学と共同研究しているそうです。
おもしろいですよね!
直接自分達の生活に影響のある研究なんて、ワクワクしてしまいますね(^O^)
皆さんも川を見る機会があれば、
この水が、たくさんの技術によって毎日使う水道水に変わってるんだなぁ。
と、想像してみてください♪(笑)
参考:東京都水道局朝霞浄水場概要