WAKAZE×凛 project ~凛スタッフ 聖酒造見学に行く~
先日公表したWAKAZE×凛日本酒製造projectの活動の一貫として、2015年12月24日にWAKAZE代表稲川様と凛のスタッフ5名で群馬県内の聖酒造に行ってきました。
聖酒造とは
群馬県渋川市所在。高崎駅からローカル線で20分移動した後タクシーにて10分いったところにあります。
江戸時代末期から続いており現在7代目が経営しております。
代表銘柄“関東の華”
全国新酒鑑評会にて7年連続を含め通算11回の金賞を受賞している名酒です。
すっきりとした後味と気品ある吟醸香が特徴です。
代表銘柄"関東の華"
聖酒造HP:http://www.hijiri-sake.co.jp/index.html
蔵元より日本酒講座
聖酒造7代目蔵元の今井健介様より日本酒やお酒全般、酒造についてレクチャーして頂きました。
杉玉について
酒蔵にかかっているマリモみたいなものを皆様ご存知でしょうか?
上の写真の矢印のものです。
これは杉玉といい、年に一度、新酒を作るときに作成します。この杉玉が酒蔵の入り口にかかると新酒の作成が始まったことを表します。
杉の葉からできているので、緑色から茶色に変化していき、色の変化が酒の作成の進行を物語っているとのことでした。
日本酒の種類
日本酒は吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒と大きく4つの種類にわけられます。
この種類の違いは日本酒に使うお米の削り具合によって決まっており、削る割合が多いほど(より米の中心部しか使わないほど)吟醸酒といった高級な日本酒となり、雑味のないフルーティーな味わいとなります。
お酒の分類
お酒は大きく分けて3種にわかれ、醸造酒、蒸留酒、混成酒にわけられます。
醸造酒:日本酒、ビール、ワイン等酵母を使ってアルコール発酵したお酒のことをさします。
蒸留酒:一度発酵したお酒(醸造酒)を蒸留させたものをさします。
となります。
蒸留酒にはブランデー、ウイスキー、焼酎とありますが、この3種どの醸造酒から蒸留されたものかご存知でしょうか?
(ちなみに凛スタッフは答えられず…笑)
正解は
ブランデーはワイン
ウイスキーはビール
焼酎は日本酒
を蒸留したものなんです。
他に日本酒のつくり方や歴史などを詳しくご説明頂きました。
酒蔵見学
説明を聞いた後は、実際に蔵の見学をしました。
日本酒を作るうえで必要な機器を見たり、麹を味見したり、実際に樽で発酵中の泡(炭酸ガス)がボコボコ出ている生酒を味見したり等、貴重体験をすることができました。
7代目蔵元 今井健介様より説明を聞く。
このタンクに日本酒がたっぷりと入っています。
タンクの周りの黒いベルトは水を流してタンクを冷やす役割があるとのことでした。
お米にびっしりと麹菌が生えているのを見て驚きを隠せない凛スタッフ。実際に味見をさせていただきました。
タンクの中で発酵する日本酒を見せていただく。ボコボコと炭酸ガスの泡が出てこちらにも驚きを隠せない凛スタッフ。
テイスティング
(成人以上のスタッフのみ試飲を行いました)
火入れしていないもの、しているもの。
瓶の中で発酵を続けるスパークリング。
日本酒をブレンドした梅酒などなど…
見学後様々な日本酒を試飲し、今回のプロジェクトに見合う四季折々の日本酒のイメージを固めていきました。
今まで日本酒は“銘柄沢山あってよくわからないけど、味が色々あるしとりあえず面白い”といった概念しか持っておりませんでした。
しかし今回のプロジェクトで日本酒の製造過程から理解し、味の違いの生まれ方を理解したことで、お酒をより深く楽しめるようになりました。
今回WAKAZEと凛で製造する四季折々で楽しめる日本酒、”四季酒” を通じ、日本酒大好き♡という方から、日本酒を純粋に楽しめない…という方までもっと日本酒に興味を持っていただけるようにスタッフ一同1月15日ローンチまで邁進してまいりたいと思います。
告知
1/15(Fri) クラウドファンディングMakuake(マクアケ)にてlaunchします。
マクアケHPはこちら
WAKAZEは前回「日本酒飲み比べセット」にて目標金額に達し、プロジェクトは大成功に終わりました。その第2弾企画として、「WAKAZE×凛」日本酒製造projectが始まります。
Makuake様のオフィスにて撮影
今後も制作過程をブログにて告知していきますのでお楽しみに♡
【この記事を書いた人】 | |
Maika Inotsume 凛6期/2015年度代表 上智大学理工学部物質生命理工学科に所属し、分子生物学、神経科学を中心に学んでいる。 趣味は美味しいもの巡りとウォーキング。 特にみなとみらい・中華街散策が大好きである。 |