理系女子大生コミュニティ凛 official blog

理系女子の普段をゆる〜く紹介中。。

送電に関して

こんにちは、あやのです。

地震発生からとうとう2週間が経ちました。

ようやく支援物資が被災者のもとに届き始め、災害用仮設所、ボランティア

派遣がはじまりました(^^)

日本の復興はまだまだこれからですね。

一方で、2週間経っても変わらぬ原子力発電所の不安定さ、電力供給の

不安定さ、行方不明者の数のあまりの多さ。正直とても不安ばかりです。

献血や募金、節電。

それ以外でも理系という学問を専攻している人間として、今自分に何が出来るかいつも

考えています。

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現在私は地元の静岡にいます。

静岡には、中部電力という会社があるのですが、微力ながら東京電力

協力すべく、送電を行っています。

現在行われている送電について色々と書いていきたいと思います。

長いですが、読んでいただけると幸いです

周波数変換装置を用いた電力融通

東清水FCの緊急対策としての変換装置の能力向上

水力発電所の切り替え作業実施に伴う電力融通

水力発電所を利用した支援

とありますが、難しい用語ばかりですね

ここで、周波数変換する意味は何なのか?

FCとはいったい何なのか?気になったので調べてみました

そもそも東日本と西日本では電気の周波数が異なります。

ご存知のように東日本は50Hz、

西日本は60Hzです。そのため、どうしても

送電を行うためには周波数を変えなければいけません。

その周波数を変える場所と言うのがFC{Frequency Converter (Frequency Changer)}

であり、全国では静岡県浜松市、長野県朝日村、東清水の3か所にしかないそうです。

この3箇所の容量が合計100万KWで、現在中部電力が最大量送電しています。

ですが、東京電力では1000万KW程度電力が不足する見通しとのことだったので、

この不足量の10分の1しか送電できないという事になりますね

また、送電以外にも電力会社の社員の方々の東北電力東京電力への派遣、

被災者へ社宅の提供、様々な活動も行っていることを初めて知りました。

このように多くの技術者の方々が頑張っている今、同じ技術者の卵として本当に

気が引き締まる思いがします。

被災者の方々、技術者の方々が無事でありますように。ただただそればかりを

祈る毎日です。