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身近な化学~マフィンはケーキかパンか?~

こんにちは!ふりかけです!

自己紹介でも書いたように私は応用化学科に所属しています!

なんでかっていうと生活に身近だから!

ってことでその身近さを感じるような話したいと思いまーす!

私こう見えて(?)お料理好きなんですチェリー

いえいえ、乙女なんかじゃなくて~普通にですよ~

ということで、唐突ではありますがマフィンケーキなのかパンなのかを検証します!

ケーキとはなんなのか、パンとはなんなのかを「膨らまし方」に注目して分類してみます。

■ケーキケーキ

ケーキが膨らむのはベーキングパウダーのおかげです。

ベーキングパウダーとは言わずと知れた重曹ですねー!

そして重曹とは化学的に言うと炭酸水素ナトリウムNaHCO3です。

この重曹を加熱すると

2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O

という風に分解します。

このときに発生する二酸化炭素CO2をケーキの生地が取り込むことにより膨らむのですショートケーキ

■パンイギリスパン

しかしパンにはベーキングパウダー(重曹)は入れません。

ではパンは何で膨らむのか。それは

イースト(酵母)

イーストに含まれるチマーゼが、

ショ糖や麦芽糖ブドウ糖に分解、

さらに発酵過程で

C6H12O62CO2 + 2C2H5OH

二酸化炭素CO2を放出し、生地が膨らむのです。

まぁ結局はどちらも炭酸ガスが鍵なのですね~

ではではここでマフィンの作り方を調べて見ると、

どのレシピでも[材料]欄にベーキングパウダーが!

ということで

マフィンはケーキでしたほしちゃんちゃん

ということは、私のバイト先のパン屋さんではマフィンが売られていますが、ちょっと場違いということですねイギリスパン

まぁ美味しいから問題ないですけどね~きゃー

クリスマスシーズンですがみなさんケーキの食べすぎには気をつけましょうツリー

はい。気をつけます。

ふりかけ

参考文献

「日常の化学事典」東京堂出版

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