理系女子大生コミュニティ凛 official blog

理系女子の普段をゆる〜く紹介中。。

企業取材 住友電気工業株式会社 〜見学編〜

みなさん、こんにちは(^ ^)
10期のゆりかです!

前回に引き続き、10月2日に住友電気工業株式会社の横浜製作所にて行われた企業訪問についてレポートします。

企業訪問では、社員の方へのインタビューと、工場、食堂および託児所見学をさせていただきました!

前回の記事では、インタビューを中心にお届けしましたが、今回の記事では、見学編として住友電工さんの工場、食堂および託児所の様子をお届けします!


工場
金子さんの所属している、伝送デバイス研究所に関する工場を見学させていただきました!
この工場では、光通信と無線通信に使われるデバイスを製造しています。具体的には、光通信向けには、電気信号⇔光信号の変換を行うデバイス、無線通信向けには、遠くまで電波を発するのに必要なデバイスを製造しています。

実際の製品は、小指の爪ほどのサイズの小さな箱のようなものでした。これらのデバイスの製造では、まず、平坦な基板に細かい金属を配線したり、所望の形状に加工します。

このようにすることで、電気の通り道をつくることができます。そして、これらの特性を評価し、一定の品質基準をクリアすると、組立工程に流します。組立工程では、手作業・自動化どちらもありますが、組立の再現性が取れるように、組み立てやすさも考慮して製品を設計されています。常にお客様に製品を提供するうえで、再現性があることが重要とのことでした。

製造過程でデバイスにゴミが付着すると、製品の特性悪化を引き起こします。そのため、空気中に不純物のない状態で作業を行うことが重要であると伺いました。実際に工場内の様子を見てみると、人の体からゴミが出ないようにするため、作業者の方は、目の部分以外の全身が覆われるクリーン服を着用されていました。化粧もしてはいけないそうです!さらに、工場の外からゴミが入らないように、工場の中の気圧が外よりも高くなっていて、部屋の中から外に空気が流れるような設計になっており、随所の工夫が感じられました。

 


今は自動運転やAIの技術の発展に伴って、データを扱う量が増えていて、伝送するスピードの速さも求められています。海外との争いでは、コスト面に重きがおかれています。競合製品が出る前に、いかに早く売って利益を生むかが重要とのお話でした。


工学系の工場は、真っ黒に汚れた作業服を着ている人が沢山いるものと想像していたので、徹底的にゴミを入れない整理・整頓・清掃の工夫がされていて驚きました。
また、出来上がる製品はとても小さいのに、それをつくる機械の大きさと量にも驚きました。
情報通信機器を作るのには、細心の注意が必要であり、技術者の皆さんの努力の結果、質の良い製品がつくり出されていることがわかりました!


食堂
次は食堂です!
食堂の建物を入るとすぐに、その日の献立が映し出されているモニターがありました。
おかずだけだと値段は300~400円程度で、季節ごとに特有のメニューがあるそうです。メニューはホームページからでもチェックできるそうです。

今はヘルシーメニューも展開されていて、ローカロリーな料理が多いようです。
とんかつ屋さんの新宿さぼてんさんのメニューもあり、さぼてんさんの料理は、よく行列ができているそうです。また、ベーグルなどのパン系の料理や毎日違う種類のカレーも出るそうです。特にカツカレーが人気で、こちらにも行列ができるそうです。

席は大体1400席くらいで、とても広く、見晴らしも良かったです!
働く人のほとんどはこの食堂でお昼ご飯を食べているそうです。



託児所
園長の清水さんに案内していただきました!

私達が見学に行った際は、子供たちはおやつを食べ終えていて、合同保育が始まっているところでした。
園児は、職員の方に絵本を読んでもらっている最中だったのですが、私たちが部屋に入ると、子供たちは元気に挨拶してくれてとても可愛かったです(^^) 

この託児所では、普段は年齢ごとにクラスを分けて保育をしているそうです。
クラス編成は、
4,5歳のクラスは7名
2,3歳のクラスは11名
0,1歳のクラスは7名 
となっているそうです。
0,1歳のクラスでは、感染症などを予防するために他のクラスとは扉で分かれていました。また、怪我の防止のため、このクラスでは部屋の中にサークルがつくられており、それぞれのサークル内で一人ずつ子供を遊ばせているそうです。ミルクを作る調乳台もありました。

玄関にはレプリカではなく、本物の給食と、3時のおやつが飾ってありました。

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また、その日に行った活動がクラスごとに書いてあるボードが設置されていました。
この託児所では、月毎に園児の活動の写真が入ったDVDをつくり、希望する保護者の方にDVDの貸し出しも行っているそうです。個人ノートもあり、その日のお子さんの様子を共有しているそうです。

こちらの託児所は、想像していたよりもきれいで広く、保育士さんの人数も多くて設備が充実していました。子供を安心して預けられる環境が会社の敷地内にあることは働くママさんパパさんにとって、とても心強いのではないかと感じました。

 

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お忙しい中、企業訪問にご協力していただいた住友電工の皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

皆様のお陰で、大変充実した時間を過ごすことが出来ました!

 

今回の企業訪問を通して、住友電工さんは他の業種と比べ、女性社員が少ないにもかかわらず、女性社員の方々が働きやすい職場であると強く感じました。

女性社員のお二人も、仕事にプライベートにと充実しているご様子で、女性社員ひとりひとりが輝ける環境が整っていると感じました。

 

企業取材に伺う前の技術職のイメージは、昼夜を問わず研究所で実験を繰り返し、まわりは男の人だらけといったようなものでしたが、今回取材をさせていただいたお二人は、自分の研究に打ち込みながらも、柔軟で、女性らしさを感じました。

私が抱いていたようなイメージを持っている方は、世間には沢山いるのではないでしょうか?

この記事を通して、皆さんのイメージが少しでも変わっていれば幸いです。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

企業取材 住友電気工業株式会社 〜インタビュー編〜

みなさん、こんにちは(^ ^)

 

初めまして!10期のゆりかです!

学部3年生で、大学では生物系の勉強をしています。

 

前回の記事に続き、今回も「Girls.Lab Vol.10」に掲載予定の記事も含め、お届けしたいと思います。

 

今回は、10月2日に住友電気工業株式会社の横浜製作所にて行われた企業訪問についてレポートします。

 

住友電気工業株式会社の横浜製作所は、大船駅からバスに乗って5分程の場所にあります。

企業訪問では、社員の方へのインタビューと、工場、食堂および託児所見学をさせていただきました!

 

 

今回の記事では、インタビュー編として、社員の

金子さん、高澤さん、若林さんの御三方に行ったインタビューの様子をお届けします!

 

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金子さん (女性社員)

伝送デバイス研究所 高集積プロセス研究部所属

入社5年目。情報通信分野で光通信に使われる半導体バイスの研究開発をされています。大学の専攻は化学ですが、現在では、物理系に近い分野に所属されています。

 

高澤さん (女性社員)

光通信研究所 光伝送媒体研究部所属

入社2年目。情報通信分野で光ファイバーの被覆材の研究開発を行っています。大学の専攻は化学。

 

 

若林さん (男性社員)

人事部 人材採用部 東京人事・採用グループに所属されています。

 

 

 

 

Q.自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素という5つもの事業区分があり、さまざまな研究開発の分野がありますが、分野ごとに配属されるのはいつ頃ですか?

金子さん

入社後の新入社員研修で各分野の説明を受けた後、希望届を出し、その年の7月頃に配属が決まります。各部署に入ってからも、数週間研修があります。

 

Q.お二人が仕事現場で会うことはありますか?

金子さん 高澤さん

はじめましてですね〜笑。

ある製品を研究開発する際に、プロジェクトをまたがっている場合などは、異なる部署でも一緒に仕事する社員はいますね。

 

 Q.職場の男女比はどのようになっていますか?

高澤さん

私が所属しているグループだと10人中2人が女性です。

他のグループでは女性がいない部署もあります。

技術系全体の女性の比率は私の代だと20%くらいです。

 

若林さん

最近の新卒新入社員(総合職)でみると、技術系は15%、事務系だと、40%が女性社員ですね。

年々、当社へ入る女性の割合は増えてきています。

 

金子さん

当社の事業所では、託児所もあって働きやすくなっていると思います。

出産された方は、育児に関して様々な制度があるので、出産しても働きやすくなっていて良いと言っていました。

職場の結婚・出産された方は、支援制度を利用していますね。

 

 Q.このお仕事のやりがいは何ですか?

金子さん

自分が研究開発しているものを製品化できた時にやりがいを強く感じると思います。まだ製品化はできていませんが、日々感じているやりがいはあります。

例えば、実験を行っていると思わぬトラブルや不具合が多くでてくるのです。最初はその原因がわからず頭を悩ますのですが、職場のメンバーと協力して原因がわかった時に一番スカッとしますね。コナン君になった気分です笑。 それで上司に褒めていただけるとなお嬉しいですね。

 

高澤さん

入社2年目ということもあり、やりがいを考える余裕が今はまだないですね。

自分の目標は、金子さんも話していた通り、自分の研究開発したものが製品化されることです。

ただ、最近になって社内的にも注目されているプロジェクトメンバーになりました。

そこで、チームや現場の協力を得ながら開発を進め、量産機で試作を実施できた時は嬉しかったです。現在はその評価中で、結果が出揃うのが楽しみです。

 

 

Qお仕事を通して、今までに苦労したことは何ですか?

金子さん

常に苦戦していますね。一番辛かったのは配属されてすぐですね。

会議に参加したときに、社内用語や聞きなれない用語が飛び交っていて、最初の頃は、話の内容が理解できずに苦労しました。なので、会議中にメモを取って、会議後に先輩に食らいついて色々聞いていました。

 

高澤さん

もちろん自分で手を動かす時もありますが、私の仕事は、基本的には現場に依頼して、ものをつくってもらうことや評価してもらうことが多いです。

その時に、研究開発側と現場の間で工程を調整したり、連携したりするのですが、それが結構大変です。特に、今後のために、研究開発側がやっていたことを現場に伝えておかなくてはいけない時があり、その過渡期が一番大変ですね。直接自分達でやった方が早い時もありますが、長い目でみると現場に全て任せられるようになる方が良いことなのです。なので、現場を育てることが一番苦労しているところだと思います。

 

 Q.社内結婚などはあるのでしょうか?

金子さん

社内結婚されている人はいますね。私も社内恋愛して、結婚しました。

製作所内では、女性は社内結婚する人が多いかもしれませんね。

 

若林さん

以前は結婚して辞める方も多かったのですが、最近は、結婚・出産後も育休を取得して、辞めずに働き続ける社員がほとんどです。

 

金子さん

子供を産んで職場復帰している方もいます。周囲にはお腹が大きくなっている方や、職場で育休を取る報告をされている方もいらっしゃいますね。バイタリティあふれる社員が多いです。

男性もパパとなってから、時短勤務を使って早く帰っている人もいます。会社全体で、社員に積極的にそのような制度を取って欲しいという雰囲気が作り出されているように感じます。

 

高澤さん

同じグループの男性社員にも、子供が生まれて現在育休を取っている方がいらっしゃいます。

 

若林さん

男性の育休も女性と同様、最長子供が3歳になるまでの間は取得することができます。社内の託児所も子供が0歳の時から預けることができます。

また、配偶者が別の会社で、海外転勤などをした場合でも一旦休職し、日本に戻ってきた際に復職できる制度や、配偶者の転勤により一度退職をしても、一定の期間以内なら再び入社できる制度も整っています。

育休を取るときに不安になることの一つとして、自分が職場を離れる時に、上司や組織が変わったり、新しい制度ができたりするなど、知らない間に環境の変化が起こることが挙げられます。

育休に入る前には職場上司と面談を行い、休んでいる間はどれだけの頻度で職場と連絡を取り合えるのか確認をしたり、休みに入った後は無事に保育園が見つかり、子供をあずけられるようになったかどうかなど、確認し合ったりします。育休中も、職場との関わりを維持できるような関係づくりを行っています。

 

 Q.職場とプライベートの両立をどのようにしていますか? 

金子さん

周りから有給休暇を取りましょう、と言われるような環境で、職場へ申請をすればすぐに取れるようになっていますね。みんな利用しています。配偶者が山梨県に住んでいるので、土日の前後に有給休暇を使って旅行などに行っています。おかげでプライベートは充実していますね。

 

高澤さん

私の職場でも、有給休暇を取れていて、上司にメールで連絡すればすぐに受理してくれます。

 

 Q.仕事をしている上で、意識していることや大事にしていることは何ですか?

金子さん

私は、自分で考えたことを人に伝えるときに、きちんと伝わるように一回まとめて、一呼吸おいてから話すようにしています。

普段は、結構おしゃべりで思ったことをすぐに言ってしまうので、何を言っているか分からないと言われてしまうことがあるのです。

会社では、時間も限られていて、周りの人も巻き込みながら仕事をするので、効率よく話すことが求められてきます。

ですから、少しの時間で自分の考えている事を伝えて、次の話を進めていくことが大事なので、必要な情報や自分の考えをまとめた上で伝えるようにしています。

これができないと現場に依頼するときに、なぜ依頼をするのかを説明できなかったり、現場で働いている人達にもやりがいを伝えられなかったりして、「なんでこれをやっているんだろう」と重要度が分からなくなってしまい、作業効率も落ちてしまうことがあります。

依頼をした内容をしっかりと説明したり、現場の方々にポイントを伝えたりして、相手に納得してもらうことによって仕事が円滑に進むようになっていくと考えています。

効率よく話すのは、現場とのコミュニケーションをしていく上で大事だと考えているので、どのように相手に自分の思ったことを伝えるかは意識をしていますね。

 

高澤さん

経験が浅いというのもありますが、何をするにしても一人ではできず、上司や先輩、現場の人と協力し合って、一緒にやらなくてはいけないことが多いです。

自分で整理できるところは整理して、突っ走らずに調和していくように意識して仕事をしています。

中には自分の考えが先行してしまい、周りが見えていない人もいて、それに関わっている周りの人みんながみんないい顔をしていない場合もあるんですよね。

なので、周りを見て、みんなが働きやすい環境になるよう意識して仕事をしています。

 

 Q.この業界や、研究開発の職に就こうとした理由を教えてください。

金子さん

私がもともと所属していた研究室は、化学の知識を基にした、『ものづくり』をしていました。なので、ものづくりに興味がありました。化学専攻だったので、原料関係の業界に就職しようかなと思っていましたが、自分のつくったものが世の中でどのように使われるのか、もう少し先まで見てみたいと思うようになりました。住友電工では、川上 (原料) だけでなく、川中 (部品・素材・材料・機器)もあり、色々なことができそうだと思い、ここの会社を選びました。

また、住友電工内では、別の分野同士でも技術を絡めて連携して仕事をしているということを聞いて、仕事の幅が広がりそうだと思いました。化学の知識を使いつつ、他のことも勉強できそうで楽しいかなと思い、この会社を選びました。

 

高澤さん

化学専攻でずっとやってきたので、化学を活かした職業に就きたいと思っていました。原料の業界でも就職活動をしていましたが、最終的になにかを「もの」として残したいと思い、ここの会社を選びました。

大学・大学院とで学校も変わり、研究の内容も変わりましたが、エネルギー関連という共通点がありました。そのため、エネルギー関連の仕事をしたいと思っていました。

同じ研究室からは、電力会社に就職する人もいましたが、電力会社は「もの」を扱うわけではないしなぁ、と考えていました。住友電工は、エネルギーをつくるデバイスとして、太陽光発電や蓄電池を取り扱っていたり、そのような電気を送るための電線など、幅広く取り組んでいるので興味を持ちました。今は、エネルギーとは関係ない部署に所属していますが、入社を決めるにあたっては、川中のことをやりたいという思いと、エネルギー関係の仕事をやりたいという思いから、この会社を選びました。

 

 Q.学生時代にやっていて良かったこと、やっておいた方が良かったことは何ですか?

高澤さん

今は、学生時代にやっていたことと同じ研究をやっているわけではないですが、やっておいて良かったのは自分自身の研究ですね。

就活でも研究が重要と言われます。技術系で進みたい場合は、研究をしっかりとやっておけば就活の武器になると思いますね。

 

金子さん

私も研究ですね。分からないものにどうやってアプローチするのか、というのは仕事においてつきものですが、学生時代の研究を通して、その練習をしていたのだと今になって思います。PDCAサイクルを回すことが重要と会社でよく言われますが、学生時代の研究でその力を身につけていたんだなぁと感じることが多いです。

 

高澤さん

職場での発表の時に、自分ではいつも通りにプレゼンをしたつもりだったのですが、上司には思っていた以上に褒めていただきました。学生時代に学会などに参加し、発表の場が沢山あったので、知らぬ間に発表のスキルが身についていたんだなぁと思います。発表する内容が無いと、発表する機会もないので、つまり学生時代には研究をやって、発表するためのデータを集めることをやっておくべきだと思いますね。

 

金子さん

会社に入ってからだと想像以上に扱うデータの量が多くなるので、ソフトウェアの勉強をしておけば良かったなぁと思います。社会人になってから、私は一から勉強しました。

あと、学生時代は休暇が長いので、海外とか長期旅行をしておけば良かったなぁと思います。

 

高澤さん

学生ならではの時間があると思うので、いろいろな場所に行ってみるといいかもしれないですね。学生時代に研究ばっかりやっていると、暇になった時に何をしたら良いかわからないので、趣味などを見つけておけるといいかもしれないですね。

 

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お忙しい中、取材に協力していただいた三名の社員の方々にこの場を借りて、御礼申し上げます。

 

次回の記事では、住友電気工業株式会社 見学編をお届けします!

お楽しみに~(⌒∇⌒)

 

凛ってこんなとこ!団体紹介第一弾”凛パーティー”

お久しぶりです

9期のかなこです。

 

寒かったり、暖かくなったりと忙しい時期がすぎて、じわじわと花粉症の季節がやってまいりましたね。私も最近、鼻がムズムズしております(>_<)

 

もう3ということで、新たな始まりの季節に、凛を知っていただきたいと思い、様々なイベントを紹介していきたいと思います。

 

まずは、昨年の12月に開催した凛パーティーについて紹介したいと思います☆

 

理系女子大生コミュニティ凛9周年記念・感謝パーティーを行いました!

 

青山のとある貸しスペースをお借りしてホームパーティーのような雰囲気で開催したんです!

今回はそのパーティーのレポートをさせていただきます。

 

凛パーティーは一年間凛が大変お世話になった方々をご招待し、感謝の気持ちを伝えるべく開催しております。

 

ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。

 

 

まずは代表からのご挨拶

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そして渉外局長の乾杯

次に企画局長から一年間の活動を12月に発刊したフリーペーパーとともに報告させていただきました。

 

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そしてフリータイム

みなさんお話が盛り上がっていました!

 

私も色々なお話をさせていただき、凛の今後について考えました。

来年度から心機一転、頑張っていこうという気持ちになる機会となりました

 

最後に記念撮影

 

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そしてお土産とともに発刊したてホヤホヤのフリーペーパーをお渡しさせていただきました。

 

 

改めて、ご参加いただきありがとうございました!

また、お祝いの品をお持ちくださった皆様、誠にありがとうございました。

 

 

凛ではイベントや企業取材を行っており、普段はなかなか話せない社会人の方々と繋がっています。そういった機会とはまた別に、凛パーティーではさらに近いキョリでお話させていただくことができ、これもとても貴重な経験となります。個人な相談もさせていただいたりなど、とても楽しい時間でした。

 

 

今後とも理系女子大生コミュニティ凛をよろしくお願い致します。

 

フリーペーパー「Girls Lab. vol.10」を発行しました!

9期のるりこです。

 

今年もあっという間に2月末ですね。

早い、、、!!!

 

 

今日は12月に発行した

「Girls Lab. vol.10」について紹介します!

 

 じゃん!!!

今回の表紙はこちら!

 

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凛は設立してから10年目を迎えました!!

ぱちぱち!

 

 

なので、今回のGirls Lab. Vol.10では、

祝10年目突入企画として、

これまでの凛の10年をフリぺとともに振り返ったり、

凛のOGさんにインタビューしたり、

歴代代表を集めて座談会を行ったりした様子を

載せています!

 

 

また今回は、

株式会社 資生堂

住友電気工業株式会社 様

 の社員の皆様へのインタビュー記事も載せています!

 

たくさんの質問に答えていただきました。

 

将来について考えるきかっけにもなると思うし、

先輩リケジョさんの考えがたくさん詰まっているので、

読んでいて楽しいと思います!

 

興味を持った方は是非下記URLから送付申込みをしてください!

【Girls Lab. vol.10 お申し込みフォーム URL】

https://goo.gl/forms/4ZZhpB2Ey2Ak9XI22

 

無料で1冊から制限なくお送りします!

 

多くの方に手に取って読んでもらえたら嬉しいです!

 

 

最後にフリーペーパーを作成するにあたって、

ご協力をしてくださった皆様、誠にありがとうございました。

 

企業取材 株式会社資生堂

 

こんにちは、お久しぶりなってしまいました。

9期のあゆみです。

 

夏休みも終わり、新しい学期が始まりましたね。

皆さんはどのような夏休みを過ごしましたか?

 

私は野球漬けの夏休みになりました!

8月に神宮球場に三日間連続で足を運び、大好きなカープの応援をしてきました。

このときの試合は3連勝し、リーグ戦の優勝を期待していました。

そしてこの間、球団初のリーグ3連覇をすることができ、最高の気分です。

 

さて、3年生の私はインターンシップにも参加してきました。

インターンシップを通じ、企業さんのいろんな姿を覗けた気がします。

いい意味でも、悪い意味でも思っていたことと違うことは多々あります。

就活を前にたくさんの企業さんを見てみるのは大切だと思いました。

 

そこで、凛が夏休みを利用して企業取材に尋ねた、資生堂さんについて紹介していこうと思います。

 

私たちがお邪魔させていただいたのは、資生堂リサーチセンターですが、

実は2019年に横浜・みなとみらいに新しい研究所「グローバルイノベーションセンター」が誕生します。

 

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移転で忙しい中、取材をさせていただきました。

本当にありがとうございます。

 

今回は、齊藤さん、柿澤さん、大沢さんの3名の女性社員さんにインタビューさせていただきました。

 

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Q. 美容業界を選んだ理由は何ですか?

 

齊藤さん…高校生の頃から化粧品業界に行きたいと考えていました。せっかく理系に進むのであれば、専門性を生かした仕事に就きたいと思いました。また、作ったものが目に見え形になる仕事の方が、やりがいがあると感じていました。そこで、興味があることかつ専門性を生かせる仕事は何か?と考えた結果、化粧品メーカーの研究開発職を考え選びました。

 

柿澤さん…私は、身近な商品を扱っている会社がいいと思っていました。また、中学生の頃から化粧品に興味がありました。さらに、化学が好きで自然現象が化学で説明できることが楽しいと思っていました。

 

大沢さん…就活直前まで、やりたいことが見つかりませんでした。ですが、就活していく上で、自分が興味のないことだと気が進まない性格だったので、長く仕事を続けるためにも、興味がある業界を選びました。

 

Q. 今やっているお仕事について、また、やりがいについて聞かせてください。

 

齊藤さん…化粧品中身を作る人です。マーケティング部門から降りてきたイメージに合わせ、原料を考え、組み合わせ、商品を作っています。また、我々研究者からアイディアを提案することもあります。日々の生活の中で見つけた、新しいアイディアや研究結果をマーケティング部門にもっていきます。やりがいはやはり、 自分が担当した商品をお客さまが喜んで使って下さることでしょうか。作ったものが市場に出るので売り上げや評価がわかりやすいです。ランキングサイトで上位にランクインしていたりするとモチベーションになります。また、自分が開発していることを知らない友達が、自分の開発した商品を褒めてくれると、やっぱりうれしいです。

 

柿澤さん…私は、スキンケアの際の人の手の動き、力加減などをデータ化しています。具体的な例を挙げると、一般のお客様がビューティーコンサルタントにスキンケア動作を教わる前後での動きの変化をデータ化する等です。また、髪の毛のキューティクルの形状の違いによる触り心地の違いなど、どういうものをどのような動作で触った時に人がどう感じるか研究しています。商品開発担当者と違い、お客様にどのように寄与したかわかりにくい業務ではありますが、研究結果が商品の情報に使用されることを通して、お客さまに商品の良さをより実感していただくことに貢献できたとき、嬉しさを感じます。また、新商品が発売される際には用いた新しい技術を合わせて発表することが多く、基礎研究の結果を学会発表し、社外に直接発信できるというのもやりがいがあります。

 

大沢さん…去年までは、量産化を考える部署にいました。いわゆる、プロセスを考える部署です。生産量が多いものは機械で作ることがほとんどですが、人の手で作っている商品もたくさんあります。商品を作っていくなかで、「なにを、どの順番で、どうやって、温度はいくらで」など良いものをより良いプロセスで生産することを考えていました。また、根本的に別の方法で作れないのか?という、新しい技術についても考えていました。その部署では、イノベーションを生み出すことがやりがいでした。現在は原料をどのように調達するかの戦略を考える部署にいます。今年配属されたばかりでわからないこともまだまだありますが、縁の下の力持ち的存在としてのやりがいを感じます。

 

Q.  化粧品会社で働いているということで、外観について普段から気を付けていることはなにかありますか?

 

齊藤さん…大学生時代から化粧に興味はありましたが、してはいませんでした。入社してから化粧をするようになり、改めて化粧品に興味が湧くようになりました。流行の把握という意味では仕事としてでもありますが、雑誌、SNS、HPなどから情報収集しています。

 

柿澤さん…スキンケアです。育児と仕事でなかなか時間をかけることができません。しかし、忙しさにかまけてスキンケアを怠っていると、あとで後悔するかもと先輩に言われたので頑張っています。

 

大沢さん…私は、身だしなみですね。今の部署は国内外の会社と取引を行います。そのため、会社代表として取引先に会うことになり、格好、言葉遣いを含め、身だしなみ全般に気を付けます。

 

Q. お仕事とプライベート、家庭の両立に関してお伺いしてもよろしいでしょうか?

 

大沢さん…それに関しては制度がしっかりしています。子どもが小学校3年生まで1日最大2時間育児時間が取れます。前の部署にいたころは、職場が家から遠かったため、帰りに1時間半とっていました。今は帰りに1時間とっています。職場結婚で、旦那さんも育休を取りました。また、長期休暇が長く、夏、冬あるものいいですね。

 

柿澤さん…大沢さんがおっしゃったように、制度はしっかりしています。その分、目標に対して、どこまで達成しているかが大切になります。休んだら、その分を残った時間でカバーします。休んだ時間、働いた時間ではなく、なにができたかが評価対象になります。

 

齊藤さん…ここでは、結婚や出産を機に辞める人はほとんどいません。また客観的にみて、男性社員の育児への協力体制、理解度も素晴らしいと思います。時間の融通が利きやすく、周囲の理解が大きいのが働きやすさにつながっているように感じます。

 

Q. 最後になりますが、学生時代にやってよかったこと、またやっておいた方がいいことはなんですか?

 

齊藤さん…大学時代の友達を大切にすることです。学生時代の友達は、様々な苦楽を共にして相互に理解し合えている、心を許せる存在です。また、さまざまな領域で活躍している友達と再開し、近況報告し合うと刺激を受け、元気をもらえます。

 

柿澤さん…趣味をたくさん作ることですかね?社会人になると、自由な時間は少なくなります。学生時代にいろんな趣味を作ることで、勉強になりますし、趣味から派生したことが社会人になってから仕事に活かせることもあります。

 

大沢さん…海外旅行にたくさん行くことです。化粧品もですが、海外が先端のものが多くあります。知見を広げるためにもいろんな世界を見るべきです。海外旅行にも繋がりますが、英語の勉強はした方がいいです。しっかり勉強しなければならないというよりは、拒否反応をなくしてください。語学ならなんでもいいと思います。

 

沢山の質問に答えていただき、ありがとうございます。

 

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2時間という短い時間でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました。

 

資生堂さんで働いている方は、みなさん生き生きとしていらっしゃいました。

また、流行に敏感で、常に新しいものを開発しようと上を向いていました。

 

「やりたいこと、興味のあることを仕事にする」

 

これが何より大切だと思いました。

自分の長い人生の大半を占める、仕事。

今回お話させていただいた先輩理系女子のようになれるように、いろいろな会社を見て比べて自分に合った職種を見つけていきたいと思いました。

 

今後もまだまだ企業取材する予定です!

是非チェックしてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。