株式会社リコー*伊藤若菜さんインタビュー
12月9日凛スタッフ5人で
株式会社リコーで働く先輩理系女子、
伊藤若菜さんにインタビューさせていただきました(・ω・)!
伊藤さんには先日の恋のアルゴリズムにも、
ゲストとしてお越しいただきました♪
伊藤若菜さん
東京理科大学基礎工学部電子応用工学科出身。
株式会社リコー画像エンジン開発本部。
★どうして今の会社を選ばれたのですか?
内資メーカーでモノづくりをしたかったからです。
資源の少ない日本では、まずはモノづくりがないと、何事も始まらないと思います。
銀行などはそれに投資するし、商社はモノを動かす仕事ですし。
あとは、技術者の父の影響もあるかもしれませんね。
楽しそうにモノづくりしている様子を見てきましたので。
日本企業は海外に押されていますが、
だからこそ日本を良くしたい気持ちがあるので、
外資ではなく内資メーカーを選びました。
★リコーでの女性の働き方はどんな感じですか?
WE(Woman Engineer)会というオフィシャルな会があって、
女性社員同士で交流をしたり、ロールモデルを見つけることができます。
出産育児などのライフイベントを迎えても、同じ職場に復帰したり部署を異動されたりして、
仕事を長く続けている方が多いです。
特に女性技術者の復帰率は高いです。
それはもちろん、その方の努力や種撒きがあり、部署で重宝がられたり、
他部署へアピールしたりしているのが前提だと思います。
WE会の先輩からお話を聞いた時はそう感じました。
★女性の強みってなんだと思いますか?
男性よりも女性のほうが社交的で柔らかく、かつ意見をはっきりと述べられる人が多いです。
ですから、人と人を繋いだり、色々な人を巻き込んで仕事ができると思いますよ。
特に理系女子は少数であるゆえ、
行動や発言が注目されやすい、目をかけてもらいやすい、
という利点もあると思います。
でも、反対に、
女性だからというだけで軽く見られるといった場面もあるのかもしれません。
いい面も悪い面も両方ありますが、それは男性も一緒のことです。
先ほどの出産育児でも述べた様に、女性としての権利だけ主張するのではなくて、
自分が必要とされる人財になればいいのだと思います。
凛Cafeに行くと、そういう可能性を秘めている子がたくさんいるなと感じます♪
★お仕事の流れを教えてください。
一般用のプリンターなら早くて数年程度ですが、
今私が携わっているのは印刷会社様向けの高画質プリンターで、開発に2~3倍の期間がかかるものです。
求められるスペックが高く、それに対しメンバーひとりひとりが目標値のオーナーを務めます。
私もいくつかの目標のオーナーなのですが、達成するために何をすべきか洗い出して、
長期スケジュールを組み、他部署と連携して仕事を進めていきます。
出勤時間は9:00~17:30がベースですが今は残業も多いですね。
一日の流れとして、午前中は資料作成、午後は実験や会議をすることが多いです。
他事業所や海外部署とのテレビ会議・交流もありますよ。
★理系女子に一言お願いします♪
女性の社会進出が進むと日本のGDPが上がる、なんていうお話もありますし、
技術立国の日本では、絶対に必要な存在です。
自分の考えを持ちつつ、違う視点でものを見られる様な、
色々な人を巻き込んで仕事ができる理系女子が増えてくれればなと思います。
私も学生の頃は海外の文化にばかり惹かれていましたが、
社会人になり特に日本の明治~昭和初期の文化や歴史に興味が湧きました。
自分のルーツを探るようで面白いですよ!
旅行や留学などで海外の文化を学ぶ機会を持ちつつ、
日本の事を知って、いいところを発信していけるような人財が増えたら嬉しいです。
凛のセミナーにもまた顔を出したいので、見かけたときには声を掛けてくださいね♪
わたしは別の機会に伊藤さんとお会いしたことがありますが、
プライベートもとっても充実しているようでした^^
ぜひまた凛Cafeお越し下さいね^^
伊藤さん、ありがとうございました(。・ω・。)!
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