量子物理学って…??
こんにちは!
最近だんだんと秋らしくなってきましたね^^
この位の夕方の秋空が大好きなゆずです*
さてさて、
先週からの一週間は理系にとってわくわくする一週間でしたね!
そう!
今年度のノーベル賞発表期間でした(*^^*)
ノーベル医学生理学賞受賞者に京都大学の山中伸弥教授が選ばれたりと、日本全体で盛り上がりましたね♪
でも今日、物理女子の私がご紹介したいのは、
山中教授の研究…
ではなく!
その陰で日本ではあまり盛り上がらなかった、
ノーベル物理学賞です!☆笑
2012年のノーベル物理学賞は、
高等教育機関コレージュ・ド・フランスのセルジュ・アロシュ教授(68)と、
米国立標準技術研究所のデビッド・ワインランド博士(68)に授与されました(^ω^)
その受賞理由は…
「量子物理学に基づく超高速コンピューターの構築に道を開いた」
!!!
イッタイナンノコト??(@ω@`)))
「光は粒子であり、波である。」
このような言葉を聞いたことがあるでしょうか?
実は微小な世界では、粒子性(物質の性質)と波動性(状態の性質)を併せ持つ不思議な存在があります。
この物質のことを「量子」と呼び、量子物理学(量子力学)ではそのような量子の研究を行っています。
光はその量子の代表例ですが、
光は粒子であるから、金属に光を当てると電子が飛び出す。(光電効果)
光は波であるから、反射・屈折・回折する。
光の本質を理解するのには量子力学が欠かせません。
(リコー・サイエンスキャラバン http://www.ricoh.co.jp/kouken/science_caravan/ より)
そして、「量子物理学に基づく超高速コンピューター」とはいわゆる量子コンピューターと呼ばれるもので、
上記の量子力学を利用した計算機です。
これを使用すれば、スーパーコンピューターでも計算が困難なものも、
なんと数秒で計算が可能になるそうです…!
この量子コンピューターを作るには原子や光子を1つずつ制御することが必要なのですが、
不可能と言われ続けてきたこの制御を、2人の研究者が考案・成功し、今回のノーベル物理学賞受賞となりました!
量子力学、奥が深い………
(そのため私も大学で大変苦労しています。)
興味のある方は是非勉強してみてくださいね!♪
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また、ノーベル賞発表でもわくわくしたけど、この秋はもっとわくわくしたい…!という方!!
11/3開催の凛のイベントに是非お越し下さい(*^^*)
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