デジタルパーマって??
こんにちは、寛子です^^*
今日から3月!
なのに昨日東京は真っ白になりましたね[emoji:e-60]
少しまだ肌寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
個人的なことになってしまいますが、先日実は私、デジタルパーマをあててきました[emoji:e-420]
もうすぐ春だし少しイメージを変えたいなー、と(*´∀`*)♪
自分の髪質やくせも見ていただいて、
少し長さも短くして毛先15センチほどパーマをあててもらいました!
今までにない感じで自分では満足しています★笑
…ところで、デジタルパーマってなに?
髪にいっぱい丸いものをつけて巻かれて、それに線を繋いで電気をかけてほんのりあったかくて、
数分たって外してみたらきれいなカールがついている…!
アイロンで巻いたときには濡らしたらすぐとれてしまうのに、
パーマをあてたらシャンプーして乾かしてもまだカールが残っているんです。
なんでー(*´`*) ?
気になっちゃったので少し調べてみました♪
パーマって、まず毛髪の酸化還元をつかってるんです。
今までそんなこと知らなかった私…(゚∀゚ ) どうなってるの?
髪ってまずこんな結合でできてるらしいんです。
なんか複雑…私も化学はそんなに詳しくないので難しいです。笑
毛髪には上図のように大きく4つの結合があるそうです。
①ペプチド結合
アミノ酸の基本的な結合。
②シスチン(S-S)結合
システィン2分子が結合したもの。
還元剤によって切断され、2剤の酸化剤で再結合してS-S結合に戻る。
③イオン結合
-(マイナス)イオンと、+(プラス)イオンの結合。
髪の健康な状態は、pHが弱酸性(pH4.5~5.5)だとイオン結合がしっかり結合している状態(=等電帯)。
髪のpHがアルカリ性に傾くと、イオン結合が切断。
④水素結合
水に濡れると切断。ドライで再結合。
で、これがパーマになんの関係があるの?
実は、パーマ剤の反応プロセスと4つの結合はとっても深い関係があるそうなんです!
上記の4つの結合のうち、3つの結合を切断し、美容技術の中で最も効率的に髪を軟化させることのできる薬剤がパーマ剤。
・水素結合 …薬剤塗布で切断
・イオン結合…パーマ剤がアルカリ性なので髪のpHもアルカリ性に傾くことによって切断
・S-S結合 …1剤の還元作用で切断
このようにパーマ剤で髪を還元し、柔らかくしたところに
デジタルパーマは「熱酸化」でカールを固定します。
補足的に、普通のパーマで使用する2剤の酸化剤(臭素酸ナトリウムと過酸化水素)も使いますが、
主にヒートロッドの熱でカールを定着させます。
クセ毛のざらざら感が、このパーマでかけると艶が出るのはこのためだそうです。
ちなみに、普通のパーマでは2つの酸化剤によって形を固定するそうです。
2剤の酸化剤で戻せるのは、シスチン結合だけ。
pHを等電帯(pH4.5~5.5)にし、髪をドライすることで、イオン結合と水素結合を基に戻します。
ウェーブはこの3つの結合で作られているので、
パーマ処理においては、3つの結合をしっかりと戻すことが重要だといえます。
シャンプー後に乾かさずにそのまま放置しておく、なども
水素結合が切れたままキューティクルも開いたままになってしまい、
長時間だとコンディショナーのコーティングも剥がれてしまうため良くないと聞きます。
日頃の髪のお手入れもきちんとしたいですね。
私ももっと自分の髪を大切にしたいなーと改めて思いました!
参考/画像引用URL
http://www.demi.nicca.co.jp/salonsupport/beauty_detail_11.html