研究室紹介!No.1
こんにちは!千尋です。
これから数回にわたって、凛の先輩方の研究室について紹介していきます。
今回は、うららさんの研究室について教えていただきました!
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研究室紹介~日本大学生物資源科学部植物資源科学科~
果樹蔬菜園芸学研究室
*研究室について
この研究室は、学部3年から、修士2年までの18人、教授・助教授の計20人で構成されています。人数が少ないので、仲が良い研究室です。
この研究室には、
①研究室で実験を行って、卒論を書く班
②論文等を読んで、卒論を書く班
③農場で作業をし、卒論を書く班
の3つがあり、18人、というのは①の班の事です。
この研究室では、他の研究室と違って、“3年生から、授業以外の時は常に研究室にいる”というのが基本です。
(私が在籍している学科の他の研究室は、3年生は、当番等決まった日にだけ研究室に行く、という所も珍しくありません。)
なので、実験をしている時間は他の研究室に比べ長いですが、その分、実験の技術等をより身につけることが出来ます。また、常にメンバーが揃っている分、実習やゼミ等を全員の都合の良い時間行い、本来ゼミの時間に他のことを行う、といったような柔軟な対応することが出来ます。
基本的に、3年生では実験の技術を身につけ、3年の終わりに卒論のテーマが決まり、本格的に実験が始まる、というイメージです。
4年生になると、就活等で忙しくなるので、時間を見つけて実験を進め、後輩にも実験を教えるという形になります。私も実際、4年になり、教育実習や院試があるため、実験は最小限におさえています。
*研究内容について
主に、野菜や果物の遺伝子の研究を行う研究室です。
キウイや、南国フルーツ等の遺伝子の研究を行っていますが、今、主に行っているのは、トマトの遺伝子や、タンパク質に関する研究です。
私が行っているのは、まだ、何か分かっていない、トマトの細胞壁分解酵素の正体を様々な面から調べるという実験です。
タバコの培養細胞を使ったり、実際にトマトを栽培したりして研究を行っています。DNAを採取したり、タンパク質と反応させたり、という作業を行ったりしていました。
*実験をしていて大変な事
植物や細胞を育てているため、休むわけにいかない、という事です。それなりに責任も生じてきます・・・。
例えば、必ず日曜日が休みになるとは限らないし、祝日等も研究室に行く、という事もしょっちゅうです。去年は、大晦日も研究室に行きました(笑)
また、今年は大震災がありましたが、その時に、しばらく大学に行けなくて、「実験に使うサンプルが死んでいないか」と、とても気になっていました。あの時に、お世話をしてくれていたメンバーには本当に感謝です。
こういう事を含め、自分たちの都合は通用しない(育てているものに合わせる)というのは、とても大変だと感じます。
また、自分はかなり不器用なので、細かい作業をするのが結構大変だったりします・・・。
*実験をしていて楽しい事
実験自体結構好きなので、楽しいのですが(笑)やはり、予想していた結果が出た時、実験が前進しそうな結果が出た時は嬉しいです。
試行錯誤して、結果が出た時ほど嬉しい事は無いと思います。
*最後に
研究室配属になると、特に生物を扱っている所だと、時間の融通がききにくくなると思います。特に、新しいことを始める、という事は厳しくなると思います。
時間をうまく使う、という事はもちろん、研究室に入って研究を充実させるためにも、配属前から様々な経験(サークル等でも)行うことをお勧めします!
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研究室生活の大変さや、結果が出た時の嬉しさが伝わってきました。
お忙しいところありがとうございました!
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