最先端の女性科学者＊REPORT!
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７月12日 ＠六本木ヒルズ・森タワー
第6回「ロレアル－ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」授賞式
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ロレアル－ユネスコ女性科学者 日本奨励賞は，
「日本の若手女性科学者が国内の教育・研究機関で研究活動を継続できるよう奨励する」
ことを目的として，日本ロレアルが日本ユネスコ国内委員会の協力のもと2005年11月に創設したもの。
パリに本部をおくロレアルグループとユネスコ本部が1998年より毎年世界規模で展開している共同プロジェクト「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」の国内賞にあたります。
対象者は物質科学と生命科学の分野で，博士後期課程あるいは博士後期課程に進学する予定の女性科学者です。
このような名誉ある式典の学生記者として凛も招待していただきました♪
まずは受賞者の発表。
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◆物質科学分野◆ 審査総評：白川英樹先生 (筑波大学名誉教授／2000年度ノーベル化学賞受賞)
◇植田 桐加さん
(名古屋大学大学院 理学研究科 物質理学専攻(化学系))
……新触媒を用いた芳香環連結反応の開発，薬理活性物質や機能性有機材料の応用で
医薬品や有機エレクトロニクス材料の効率的生成に貢献
◇竹原 由佳さん
(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 理学専攻 物理化学コース)
……粉粒体の高速引きずり抵抗の研究で，
産業・災害対策において重要な粉粒体力学の基礎理論構築に貢献
◆生命科学分野◆ 審査総評：永田和宏先生 (京都大学名誉教授 京都産業大学教授)
◇水沼 未雅さん
(東京大学大学院 薬学系研究科 薬品作用学教室)
……多ニューロンカルシウム画像法で脳を新たな視点から解釈，
新薬開発や神経疾患医療発展に貢献
◇森田 真規子さん
(広島大学大学院 理学研究科 生物科学専攻)
……HeLa細胞内における微小管結合タンパク質「ダイナミン2」の機能解析で
新規抗がん剤の開発に貢献
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以上の４名の美人科学者のみなさんに，凛は授賞式後お話を伺うことができました。
取材を通して感じたのは，
科学が好きだという気持ち。
好きなことを追究する姿勢。
好きという気持ちがあれば，そしてその気持ちを貫けば，
誰でも研究の分野で活躍できる!
みなさんの輝く姿から，心強いメッセージを感じ取ることができました。
続いて，特別賞の発表。
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◆特別賞◆ プレゼンター：黒木メイサ
◇東北大学 杜の都女性研究者ハードリング支援事業 サイエンス・エンジェル
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サイエンス･エンジェルとは，
セミナー開催や学内イベントなどを通じて後輩女子高生・女子大生や小中学生に科学の魅力・研究の面白さを伝えようと活動されている東北大学の修士・博士の女子大学院生。
凛スタッフとして，活動にとても共感してしまいました。
情報を発信するだけでなく実際に科学を見せることで，初めて科学を「伝える・魅せる」ことができるのかもしれません。活動から沢山のことを学ばせていただきました。
凛もサイエンス･エンジェルを見習って，活動をさらに充実させていきたいと思います!
その後，受賞者4名とサイエンス・エンジェル2名によるトークセッションが行われました。
テーマは
http://www.nihon-loreal.jp/corp/press_release/doc/110712rikejosurvey.pdf
これは日本ロレアル株式会社が2011年6月に“未来の女性科学者の卵”である理系学部に在籍する全国の女子大学生，女子大学院生1,000人を対象として行った意識調査。
調査からわかった「リケジョ(理系女子)」たちの学英生活や意欲，将来の不安や希望が，女性科学者6名のリアルなコメントを交えながら紹介されました。
授賞式後はさらに，審査員の先生方からもお話を伺いました。
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◇北原和夫先生 (東京理科大学大学院科学教育研究科教授／東京工業大学名誉教授／国際基督教大学名誉教授)
◇白川英樹先生 (筑波大学名誉教授／2000年度ノーベル化学賞受賞))
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受賞者のみなさん，審査員の先生方への取材の詳細は
今秋発行のGirls Lab3に掲載予定です。どうぞお楽しみに!
凛も，
同世代に理系女子の価値や可能性を再認識してもらいたい!
そんな気持ちで活動しています。
“The world needs science… Science needs women.”
－日本ロレアル株式会社 代表取締役社長 クラウス・ファスベンダー氏
この言葉に背中を押されたように感じました。この取材経験を心にとどめ，これからも活動に精進していきたいと思います＊
リポーター・瑠奈がお送りしました!
