*理系女子として生きる*~実験3.理系女子大生に聞け~No. 7
こんばんは!千尋です。
新入生企画*理系女子として生きる*~実験3.理系女子大生に聞け~の第7回です。
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プロフィール
縣さん
-現在の学部を選んだ理由を教えてください。
もともと肌が弱く、皮膚について知りたいという思いが強くありました。
化学よりも、生物の根本的な原理について研究したいと思い、生命系を選びました。
-研究内容について教えてください。
分子発生学研究室に所属していて癌細胞の増殖や分化、アポトーシスなどの機構を分子レベルで研究しています。
なかでも染色体の末端構造であるテロメアについて重点的に研究していて、このテロメアには複数のタンパク質が結合しています。この複数のタンパク質は機能が分かっているものもあれば、まだまだ未解明なものも多く、その未解明のものの機能や関係性を解析しています。
-将来はどのような方向に進みますか。
肌が弱い、自分と同じ悩みもつ人を助けたいと思い、始めは化粧品や製薬などの商品開発に興味がありました。そのために院に行きたいと思っていましたが、今は営業や企画などのお客さんと直接関わることのできる仕事もやりがいがあるように感じていて、院に進学するかどうかはまだ考え中です。
-勉強以外で頑張っていることについて教えてください。
この理系女子コミュニティ凛です。去年は忙しさを理由にしてあまり関わることができませんでしたが、時間は限られていることに気づき、後悔はしたくないと思い、人数が少ない分、自覚を持って活動したいと思っています。
-最後に理系女子大生に一言お願いします。
理系は忙しいですが、研究室に所属したら、自由な時間はもっと少なくなります。
なので自由に使える時間が多いうちに、やりたいことをやってください。ちょっとしたきっかけをつかんでください。
私は学生団体に入って、視野が広がりました。興味が開発から消費者に関わる仕事へと移ってきたのもそこでの活動がきっかけです。
限られた時間を、大切過ごしていって欲しいです。
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身近な悩みがきっかけで現在の学部を選び、研究をする一方で、
多くの活動に参加し、充実した日々を送る縣さん。
広い視野を持ち、研究室生活だけでは知ることのできない
自分が本当にやりたいことが、しっかりと見えているように感じました。
忙しい中で、限られた時間をどう有効活用するか。
それは人それぞれですが、悔いの残らないような時間の使い方をしていきたいですね。
お忙しい中取材にご協力いただき、ありがとうございました。
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