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*理系女子として生きる*~実験3.理系女子大生に聞け!~No.2高橋さん

こんにちは♪あすかです。

暑くなってきましたね

さて、新入生企画☆理系女子として生きる☆~実験3.理系女子大生に聞け!!~

の第2回目です

お茶の水女子大学理学部生物学科3年生の高橋さんにインタビューをさせていただきました。

大学生活や将来の話、凛での活動についてお聞きしました。

とても興味深くて、参考になるお話をたくさん聞くことができました。

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お茶の水女子大学理学部生物学科では、どのような勉強をしているのですか?

理学部は、幅広く基礎を学ぶところだと思います。

1年は教養科目が主で、2年になると専門科目が増えてきます。3年からは実習が多くなって、4年になって研究室に配属されます。

今勉強していて、すこし変わっているものとして、バイオ政治学というものがあります。メディアにおけるバイオサイエンスや研究者倫理などを扱うのですが、その授業では学生一人ひとりテーマがあり、学生が短い授業を行います。自分に無い意見、新しい考えを得られるから、そこに面白さを感じます。最終的には学祭で授業を開講する予定です。私のテーマは「遺伝子診断」なのですが、倫理問題などまだ自分の中でなかなか答えが出せないでいます。

また、学芸員(博物館の専門職員)の資格を取得したいなと思って、学芸員科目を取っています。初めはつまらないと思っていたけど、今は結構楽しくなってきました!!笑

つまらないからと言って、あっさり切り捨てていい授業はない!と思います。それに理系科目など専門以外のことを学ぶので、発見もあって視野が狭くならなくていいです。

★凛のHPで『遺伝カウンセラー』の記事を見たことがあるのですが、改めて教えてください。

ほとんどブログに載せちゃったのだけど、『遺伝カウンセラー』とは、医師や看護師などの医療スタッフと共に、遺伝カウンセリングを行う専門職のこと。遺伝カウンセリングは、結婚や出産時に心配なことがある場合や自分や家族が遺伝性の病気を持っていることが分かった時などに、相談することのできる医療サービスのことで、最近できてきた分野です。

お医者さんはいろいろと忙しいから、遺伝相談などすべてをカバーするのは難しいのではないでしょうか。遺伝カウンセラーは、チーム医療の一員として必要とされていると思います。大学で学んだことを、ダイレクトに社会に還元できる遺伝カウンセラーという職業に憧れがあります。

★なぜお茶の水女子大学を選択したのですか?

お茶大は、教授に対して生徒数が少ない、つまり少人数生であるというのと、高校が女子高というのもあって、女子大には抵抗がなかったからです。

★卒業後は、就職しますか?それとも大学院に進学しますか?

遺伝カウンセラーを目指すのか、研究職を目指すのか、色々悩み中…。

もうすぐ始まるゼミと研究室に入る4年で判断しなければと思っています。

どちらにしても大学院に進まなければいけないので、大学院に進学しようと思っています。

★そもそも、どうして理系に進もうとしたのですか?

ただ小さいころから動物が好きだったんです。犬や猫、インコや金魚、ウサギにニワトリも飼いました。ちなみにニワトリは、学校で死にかけてたのを保護してたの!笑

でも、私は理系文系の前に、元々は大学へ行こうと考えていなかったんです。大学は、なんだかすごく頭がいい人しか行けないと思っていました。けれど、高校の時の生物の先生に、「大学は、行こうとすれば誰でも入れるんだよ。」という言葉をかけてもらったことで、「私でも、大学に行けるんだ!!」と気づきました。

★凛に入ったきっかけと広報のお仕事について教えてください。

大学2年生の時、凛に入っていた同じ大学の“遠藤由妃さん”に誘われて行ってみたのがきっかけ。お茶大は理系女子こそはたくさんいるものの、他大との交流があまりありませんでした。様々な人たちに会うことで視野を広げられたらと思ったのもきっかけです。

広報の仕事は、FPの管理など。私はミーティングに出られない事が多いので、メールで出来るお仕事を主にさせてもらっています。

★最後に理系女子に一言お願いします!!

繋がれ、理系女子!!笑

理系女子に向けて!というより、私が普段自分自身に思っていることなのですが・・

忙しいというのを言い訳にしないでほしい。実験などでみんな忙しいと思うのだけど、いろんなことを楽しんでほしいです。

「意識が高い」っていう表現がありますが、私は意識が高い、低いという考え方がちょっと苦手です。そもそも意識が高いとか低いとかって何だろう…?ってなっちゃって。難しい。そういうのにとらわれず、いろいろな人とのつながりが出来るともっと楽しくなるかななんて思います。

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今回のインタビューを通して、理系で忙しいと思って、いろいろな事を諦めてしまうのではなく、前向きに考えることが大切だと改めて感じました。また、いろいろなことに挑戦して、いろいろな人との交流を通して、経験を積みたいと思いました。授業やサークルやバイトなどに、日々充実させている高橋さんは、キラキラ理系女子でした

今回は、インタビューに協力してくださり、本当にありがとうございました☆

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