傷害応答
こんばんは、ゆきです。
今日は寒かったですね。゚(PД`q*)゚。。
引き続き冷えるようで、風邪をひかないよう気をつけましょう♪
ヾ(*´∀`*)ノ
さて、
昨日は、傷害応答について学びました。
傷害応答とは、
不定期に加えられるかもしれない環境条件に対する潜在的能力のこと。
突然ですが、
茄子を切断するとどうなりますか? (・ε・`*)
数秒のうちに、白い部分が茶色くなりますよね。
この茶色の原因物質は、ポリフェノールです。
次に、
茄子の表面に傷がついた部分はどうなっていますか?
紫の部分が茶色くなっていますよね。
この変化は、数時間で起こったものです。
また、茶色の原因物質はリグニンです。
ではなぜ、
茶色くなるまでにかかる時間が異なるのでしょう?
∑(ノ)゚д゚(ヾ)
それは、
原因物質の合成に、遺伝子発現を伴うか否かによります。
リグニンの合成には、遺伝子発現を伴うため時間がかかります。
一方、ポリフェノールの合成には伴いません。
傷害により、局在が崩れたために起こるのです。
**********ここで、局在とは何かを説明しましょう。*****************
一つの細胞には例えば、
RNA,タンパク質
そしてRNAase,タンパク質分解酵素が一緒に存在しています。
それなのになぜ、RNAやタンパク質は分解されてしまわないのでしょうね。
疑問に思ったことはありませんか?
それは、お互いが出会わないように、「局在」してるからです。
******************************************************************
さて
先の問題に戻りましょう。
液胞にはフェノール性物質が、
細胞質にはフェノールオキシダーゼが存在しています。
両物質は、このように局在しており、普段は出会うことがありません。
しかし、
傷を与えられることで局在が崩れ、
フェノール性物質がフェノールオキシダーゼで酸化され、
茶色の原因であるポリフェノールが生成するのです。
だから、
茄子を切断すると、白い部分が数秒で茶色くなるんですね!
(*´ω`*)
野菜の傷に対する見方が、少し変化したのではないでしょうか(笑)♪
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