「みちびき」打ち上げ!
こんばんは、瑠奈です♪
11日20:17、種子島宇宙センターから
準天頂軌道衛星初号機・みちびきが飛び立ちました!
みちびきのシステムが順調に稼働すれば、GPS機能が現れたときのような産業革命が起こる可能性があるとか…!!
そこでみちびきの実態を調査してみました。
身近な存在となったカーナビ。これは人工衛星による測位によって実現したシステムです。
カーナビが開発されただけでもすごいのですが、身近なものになると
「目的地周辺です」や「この先を右折です」
という情報も曖昧に感じ、
もっと正確に教えてくれないかな…と思ってしまいますよね。
そこで開発されたのが「みちびき」!
みちびきは、地上システムと相まって、測位をより正確に教えてくれます。
なんと、一億分の一秒や、センチメートル単位が上空はるか遠くから測定できるんです!
これにより、カーナビは
「ここで左折です」や「目的地まで1メートルです」
と、こんなに詳しくなります。
各種交通機関もより効率的な移動が可能となり
移動のエネルギーの削減にもつながります。
災害時にもこうしたGPSが大活躍!
さらに、高い木や高層ビルの谷間などでも不具合なく衛星からの信号は受信できるので
たとえば自動農業用車なら、
今まで木陰に入ると動きを止めてしまっていたけれども、今後はどこでも自由自在に。
近い将来、かなりの割合の農作業が自動で行われることで
農業効率はアップし、日本の農業が抱える人手不足などの問題が解決します。
どうしてこのような高機能が可能なんでしょう。
その秘密は「準天頂軌道」にあります。
普通の衛星は赤道上に軌道をおきますが、
これは軌道を傾けて、常に日本の上空にいるようにしています。
日本から見たら、この衛星は天頂にいるわけです。
高精度の測位には最低4機の人工衛星が必要となるのですが、
そのうち1つが天頂にいる状態は測位の理想にとても近く
測量精度の改善が期待されているのです。
まさに日本の未来をみちびく高機能システム♪
でもきっと、十年二十年もすればさらに詳しい測位ができるようなシステムが開発されるでしょう。
日本の宇宙開発技術のさらなる飛躍が楽しみです。
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