理系女子大生コミュニティ凛 official blog

理系女子の普段をゆる〜く紹介中。。

*理系女子として生きる*~実験1.凛スタッフに聞け!~NO.2辻さん

こんばんは、ちづるです。

新入生企画*理系女子として生きる*~実験1.凛メンバーに聞け!!の第2回目。

今回は我らがリーダー辻さんにインタビューしました。

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blog 凛

應義塾大学理工学部情報工学科3年

辻さん

当団体、理系女子大生コミュニティ凛の代表を務める、慶應義塾大学理工学部情報工学科3年生の辻さん。普段の大学生活に加え、団体の統括、企業の方との打ち合わせ、イベントへの参加と、とても多忙な生活を送っているようです。そんな辻さんに、凛を作った経緯、リーダーとして心がけていること、辻さん自身の将来像などのお話を伺いました。

■凛を立ち上げた理由はなんですか?

理系って、「情報がほしい」「外の世界に踏み入れたい」と思っても、実験やレポートなど大学に良くも悪くも拘束されがちな環境にいると思うんです。例えば、理系の女の子はもともと数が少ないから、理系の女の子のための情報なんかはもっと少ない。そこで、そんな理系の女の子たちの情報提供源になりたいと思ったのが団体を立ち上げたきっかけでした。なので、企業の持つ技術や研究者の方を取材させていただいてそれをWeb上に載せたり、フリーペーパー作ってみるところから活動を始めました。また、画(紙)面上と直接会って話しをするのとは全く違うと思うので、理系女子だけの交流会である「凛café」も、定期的に開催しています。まだまだ走り出しの団体なので、この先に秘める可能性は無限大です♪

■メンバーをまとめる代表として、心がけていることはありますか?

女の子だけの団体なので、誰とでも隔たりなくコミュニケーションをとれるような環境を作ることを一番に心がけています。団体の方向を定めるときも、一人一人と出来るだけコンタクトを取って、軸となる理念の目指すところとみんなの向かいたい方向が沿うよう熟考します。団体内の和気あいあいとした雰囲気だったり、きついこと言っても誰かにフォローしてもらったり、壁のない環境にすることが議論の活性化にも繋がると思っています。

■今3年生ですが、進学しますか?就職しますか?

理系のキャリアパスを生かしたキャリアデザインをしたいので、大学院に進学します。社会に早く出たいという気持ちもあるんですが、学生のうちにまだやりたいことがあるのでちょうどいいかなって。

いま一番やり遂げたいことは、凛を継続する“組織”にすること。もうひとつは、1つの舞台で演出されるイベントを作りあげること。イベントって、非日常世界の創作だと思うんです。ものすごくエネルギーの凝縮された空間が一時的に生まれて、観衆が個人じゃなくて全体で一体になって。スポーツの試合がわかりやすい例だと思います。でもその裏には、「みんなに楽しんでもらいたい」という一心で動く主催者の純粋な熱意と多くの人の膨大な努力があって、それに触れたとき自然と涙がでる。そんな感動をもう一度味わいたいです。

■理想の女性はいますか?blog 凛2

女性らしさだとか、仕事に対する姿勢だとか、分野ごとであこがれる人がはいるけど、トータルで「この人になりたい!」みたいな理想はいないですね。でも、誰もが個々に素晴らしいところを持っているので、みなさん尊敬しています。あと、成功してる女性って表に出ることが多いから、外見にもきちんと気を遣っていますよね。大学にいると疎かになりがちな外見や身だしなみにも気をつけたいです!(笑)

■では最後に、理系女子に一言お願いします

家と大学とバイトと、そこだけで生活は完結しているし、それなりに幸せだと思います。だけどもう少し広い世界にも目を向けてみて下さい。日本は恵まれていて、そこで暮らすみなさんはそれを知ることが出来るはず。いろいろなことを知ってから、いまという時間をいかに過ごすかを取捨選択してください。みなさん自身の人生は一度きりです。マイノリティは叩かれるという世間の法則に乗っ取られずに、理系女子には希少価値があるということに気付ければ、もっと人生は楽しくなるかもしれません♪

普段からとてもしっかりしていて頼りがいのある辻さんですが、今回のインタビューを通して、辻さんの目的意識の高さや、リーダーとしての責任感の強さ、また、女性らしさを忘れない姿勢がすごく伝わってきました。

1つの“組織”を作り上げていくという考え方にも学ぶことがたくさんあり、これからも色々なことを吸収していこうと思いました。

辻さん、本当にありがとうございました。

日本大学生産工学部応用分子化学科3年  吉田

明治大学農学部生命科学科2年  縣

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