the Spirit of SCIENTIFIC Beauty
こんばんは!かおるです。
もう終わってしまったのですが、先日森美術館であった
という宝石展に行ってまいりました。
キラキラ輝く宝石たちに魅了されつつ・・・
どうしても頭を掠めてしまうのがダイヤモンドの結晶構造(笑)
うん、仕方ない仕方ない。理系ですから。
宝石の中でも最も人気のあるダイヤモンドですが、
拡大していくとこのような「美しい」結晶構造をしています。
ところで、この「美しさ」の意味、わかりますか?
別にキラキラ輝いているわけでもないし・・・
案外、理系的視点で見る「美しさ」って伝わりにくいのかなと思います。
この場合、
ポイントは、「角度」。
上の図の直線のなす角に注目してみましょう。
全て、同じ角度のような気がしませんか?
つまり、対称で、無駄のない形をしています。
この無駄のない美しい構造は、ダイヤモンドの硬さの秘訣でもあります。
ご存知のとおり、ダイヤモンドは天然物の中では最も硬い物質です。
これはこの無駄のない構造が、圧力に対して最も強いからなのです。
理系の人ってよく「○○が美しい」とか言いますよね(笑)
そのスピリットの多くは「無駄のなさ」です。
ぜひそんな視点で、数学の数式や、身近な構造物などを眺めてみてください。
きっと、「美しさ」が隠れています!
今日も1位でしょうか?
応援よろしくお願いします!
※
記事の中のダイヤモンドの結晶構造の画像は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Diamonds_glitter.png
(作者:Anton氏)
から引用させていただきました。
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